緊張することが多々あります
2010/02/28
2010/02/27
2010/02/26
岡本太郎現代芸術賞レセプション
第13回 岡本太郎現代芸術賞のレセプションへ向ヶ丘遊園へ行く
特別賞を受賞した長谷川学さんの作品『風の前の塵』をみる
この作品は紙に鉛筆でひたすら黒くなるまで塗り続けたものを素材としてマシンガンや銃、その銃弾、巨大な作品になるとミサイルや拡大された銃弾にみえるものを制作しています。素材は接着剤以外、紙と鉛筆というミニマルさがまた良い。鉛筆の持つ黒さは正確にいえば黒鉛(炭)と粘土を混ぜ焼いたものを素材にしているそうですが角度によって鈍い光を放つ。紙が金属のような重みを持った質感に変容してみえる。それらを使用して出来た、銃やマシンガンなどは驚くほど精巧に作られ刻印やグリップの質感なども表現されています。線の歪みなどが僅かにある箇所がありこれによって本物ではなくハンドメイドということがかろうじて判明できます・・・しかしこれは紙だということがポイントで手に持ち実際に使用しようとするのならばたちまちその形は崩壊し素材そのものの顔が出てくる、社会的問題背景とも関連できるし芸術的観点からも平面・立体を同時に意識している作品だということを想像できます。巨大な作品ではその実際のスケールにより生じる自重で歪みやへこみなどが鮮明に見える為、素材・スケール・重力を感じさせるものとなっている。
特に銃シリーズはどのように作ったのか本当にわかりませんでしたし作品として美しかったです
作品の精度や与える印象、設置などトータルにみるとやはり他の作品よりは抜きん出て良い仕事をしている印象をうけました。昨今いわゆる制作を業者に任せた発注芸術だったり過剰な資金にものをいわせ制作するようなものに対しこのような制作態度は清々しいし、どんな社会変化でも動じない真の芸術家のように思います。生憎、長谷川さんは対応に忙しそうだったので軽く挨拶をして近々三崎へお邪魔することを約束しました。
さてその後はお世話になっている作家の瀬尾さん(ダンナ)から突然の誘いで町田で飲むことに。またまた美味しい料理とお酒で様々な話をし、ふらふらで最終電車に乗車したのでした
特別賞を受賞した長谷川学さんの作品『風の前の塵』をみる
この作品は紙に鉛筆でひたすら黒くなるまで塗り続けたものを素材としてマシンガンや銃、その銃弾、巨大な作品になるとミサイルや拡大された銃弾にみえるものを制作しています。素材は接着剤以外、紙と鉛筆というミニマルさがまた良い。鉛筆の持つ黒さは正確にいえば黒鉛(炭)と粘土を混ぜ焼いたものを素材にしているそうですが角度によって鈍い光を放つ。紙が金属のような重みを持った質感に変容してみえる。それらを使用して出来た、銃やマシンガンなどは驚くほど精巧に作られ刻印やグリップの質感なども表現されています。線の歪みなどが僅かにある箇所がありこれによって本物ではなくハンドメイドということがかろうじて判明できます・・・しかしこれは紙だということがポイントで手に持ち実際に使用しようとするのならばたちまちその形は崩壊し素材そのものの顔が出てくる、社会的問題背景とも関連できるし芸術的観点からも平面・立体を同時に意識している作品だということを想像できます。巨大な作品ではその実際のスケールにより生じる自重で歪みやへこみなどが鮮明に見える為、素材・スケール・重力を感じさせるものとなっている。
特に銃シリーズはどのように作ったのか本当にわかりませんでしたし作品として美しかったです
作品の精度や与える印象、設置などトータルにみるとやはり他の作品よりは抜きん出て良い仕事をしている印象をうけました。昨今いわゆる制作を業者に任せた発注芸術だったり過剰な資金にものをいわせ制作するようなものに対しこのような制作態度は清々しいし、どんな社会変化でも動じない真の芸術家のように思います。生憎、長谷川さんは対応に忙しそうだったので軽く挨拶をして近々三崎へお邪魔することを約束しました。
さてその後はお世話になっている作家の瀬尾さん(ダンナ)から突然の誘いで町田で飲むことに。またまた美味しい料理とお酒で様々な話をし、ふらふらで最終電車に乗車したのでした
2010/02/25
TOKYO nude
昨日、ryuさんが参加するイベント平本正宏さんの新曲コンサート『TOKYO nude(2010 世界初演)』を聞きに諏訪未知さんとトーキョー・ワンダー・サイト本郷へ向かう。
東京という場所で採取した様々な音(大気?地下鉄?)を4人の演奏者それぞれのPC内で加工された(?)音をスピーカーによって再び出力される形式(なのかな?)なのですがこれがよかった、会場に配置された機器も1つのインスタレーションとしてみられるし、透明なパネルは観客に対し演奏者が行っている作業をみられるようになっています。音という素材も4人それぞれが幾層にも重なったりまた平面的になったりと想像力が膨らむし、このように感じさせることが出来る平面や立体を制作したいと感じさせます。あえて言うのなら東京中の音を採取しているのだからそれが際立つような曲が1つあっても良かっただろうし曲のパターンが素人の私としては同一的なのが多く聞こえてきてしまいました(フラットに見せたり抑揚を控えめにすることでTOKYOというものを表出させる狙いだとは思います)、それと透明パネルの可能性が今後期待できそうですね。
演奏が終了し、作家の三品さん、福田さん、岡田くん、長崎新聞社のHさんと批評家の粟田さんも来場されていてしばし近況報告、今後のことなどを話す。近いうちにryuさんと3人で会いましょう。打ち上げも参加させていただきそこでTさんと出会い会場的に失礼だったのですが2人車ネタで盛り上がる、こんなに趣味の合う方とあったのは初めてでとても嬉しかった、Tさんはモータースポーツ界・車業界では有名な方の甥っ子でこれにも驚く。最後は岡田くんとryuさん宅へ行き今回のイベントについて話す。実り多き一日。
東京という場所で採取した様々な音(大気?地下鉄?)を4人の演奏者それぞれのPC内で加工された(?)音をスピーカーによって再び出力される形式(なのかな?)なのですがこれがよかった、会場に配置された機器も1つのインスタレーションとしてみられるし、透明なパネルは観客に対し演奏者が行っている作業をみられるようになっています。音という素材も4人それぞれが幾層にも重なったりまた平面的になったりと想像力が膨らむし、このように感じさせることが出来る平面や立体を制作したいと感じさせます。あえて言うのなら東京中の音を採取しているのだからそれが際立つような曲が1つあっても良かっただろうし曲のパターンが素人の私としては同一的なのが多く聞こえてきてしまいました(フラットに見せたり抑揚を控えめにすることでTOKYOというものを表出させる狙いだとは思います)、それと透明パネルの可能性が今後期待できそうですね。
演奏が終了し、作家の三品さん、福田さん、岡田くん、長崎新聞社のHさんと批評家の粟田さんも来場されていてしばし近況報告、今後のことなどを話す。近いうちにryuさんと3人で会いましょう。打ち上げも参加させていただきそこでTさんと出会い会場的に失礼だったのですが2人車ネタで盛り上がる、こんなに趣味の合う方とあったのは初めてでとても嬉しかった、Tさんはモータースポーツ界・車業界では有名な方の甥っ子でこれにも驚く。最後は岡田くんとryuさん宅へ行き今回のイベントについて話す。実り多き一日。
2010/02/23
館山の角口さん宅へ4
翌日は近くにある無人島、沖ノ島公園へ行く
ここは砂浜で本島と繋がっていてイルカや鯨の骨が海岸線に打ち上げられたりする場所らしく、しばらく探してはみたもののそう簡単には見つけることができませんでした
戦前・戦時中もしかするとそれ以前に作られた海岸を見渡せる見張り台なのか壕がありとても美しい。ありきたりな言い方になるが自然が長い年月をかけ形成してきたものに対し人の手が加わることで(石井くん曰く手掘りとのこと)自然と人間本来の関係がみえたように思う
最後は中村明徳(通称・じいちゃん)の友人が経営している食堂『とまや』でなめろう定食をいただく、美味!
天候が穏やかなのも良かったし人や街も素晴しい場所でした、角口さんお世話になりました
ここは砂浜で本島と繋がっていてイルカや鯨の骨が海岸線に打ち上げられたりする場所らしく、しばらく探してはみたもののそう簡単には見つけることができませんでした
戦前・戦時中もしかするとそれ以前に作られた海岸を見渡せる見張り台なのか壕がありとても美しい。ありきたりな言い方になるが自然が長い年月をかけ形成してきたものに対し人の手が加わることで(石井くん曰く手掘りとのこと)自然と人間本来の関係がみえたように思う
最後は中村明徳(通称・じいちゃん)の友人が経営している食堂『とまや』でなめろう定食をいただく、美味!
天候が穏やかなのも良かったし人や街も素晴しい場所でした、角口さんお世話になりました
館山の角口さん宅へ3
2010/02/21
TERATOTERA「はじまりの日」
2010/02/20
2010/02/19
気分を変えてプリンスへ
2010/02/18
これはなんなのか
2010/02/16
2010/02/15
小言を少し・・
(過去の歴史を)背負っている苦しさや辛さも理解できるが何も背負ってないというか背負うことも出来ない時代の苦しさだってあるのではないだろうか?ましてや世代間、年齢などで区別する意識は最小に留めておき、いつの時代でもモノを作っていく作家達は少なからず何かを背負うから制作が出来るのではないか?そのような事からの共通認識があれば、世代や年齢関係なく現在においての可能性を話し合えるフラットな場所が立ち現れると思うのは私だけだろうか・・。制作していないものが「(歴史を)背負ってしまっている」という言葉を安易に使用してはいけない
2010/02/14
バイオリウム・「食と農」の博物館・馬事公苑・小島びじゅつ室3
博物館の向かいにある馬事公苑。あいにく馬はいなかったなあ
さて、今度は小島びじゅつ室 坂井淑恵『DIVE』展を見に行く
ここは歯科医を行っている小島さんが自宅(の隣)にギャラリーを作り作家の発表の場を提供している特殊な場所、決して広くはない空間(話を伺うとメインの空間は3坪ほど)ですが天井が高く圧迫感をかんじることはなくその奥に茶室がありそこにも絵画が設置されていたりと内部も特殊、ですが嫌味な特殊さはなくとても居心地が良いものです。
今展覧会は、様々な青、緑系統の画面上に一部黄系統の面が厚みをつけそれを利用し筆の裏側で描くようにイラスト的(?)に顔(意図して表情や感情が読み取りにくいような)があるという作品が代表的なものでしょうか、別作品では水の中に光が落ち水底を照らしているような作品もありましたが、個人的にはそちらの方が良かったと思います。作家の坂井さんは「水」というものをテーマにしているそうです(移ろい行くものかな)が、水のどのような部分(部分ではなく「水」自体に表現を求めていたとしてみても)に惹かれどう現そうとしているのか、そのためのメディウムは果たして油絵具が最適だったのか、アクリルの場合は?色鉛筆で塗り重ねたときの表情の方がより自分に合うのでは?塗り方、色の選択などこれが最善だったのか、もう少し詰めて行った緊張感がほしいというのが率直な感想でした、というかこのような眼の見方でついつい見てしまう。もっと多角的にモノを見ていけると良いが・・。このような作品は緊張感がないよう描くのが良いのかな、多少の安堵感をもたらす為、この方法を採用しているのでしょうか
オーナーである小島さんの暖かくもその内に秘めている作家に、また美術に対しての熱い思いが言葉の端々から伝わってきて大変素敵な人物だと思った、上沢さん紹介してくれてありがとうございます
最後は油井くんと軽く呑む
さて、今度は小島びじゅつ室 坂井淑恵『DIVE』展を見に行く
ここは歯科医を行っている小島さんが自宅(の隣)にギャラリーを作り作家の発表の場を提供している特殊な場所、決して広くはない空間(話を伺うとメインの空間は3坪ほど)ですが天井が高く圧迫感をかんじることはなくその奥に茶室がありそこにも絵画が設置されていたりと内部も特殊、ですが嫌味な特殊さはなくとても居心地が良いものです。
今展覧会は、様々な青、緑系統の画面上に一部黄系統の面が厚みをつけそれを利用し筆の裏側で描くようにイラスト的(?)に顔(意図して表情や感情が読み取りにくいような)があるという作品が代表的なものでしょうか、別作品では水の中に光が落ち水底を照らしているような作品もありましたが、個人的にはそちらの方が良かったと思います。作家の坂井さんは「水」というものをテーマにしているそうです(移ろい行くものかな)が、水のどのような部分(部分ではなく「水」自体に表現を求めていたとしてみても)に惹かれどう現そうとしているのか、そのためのメディウムは果たして油絵具が最適だったのか、アクリルの場合は?色鉛筆で塗り重ねたときの表情の方がより自分に合うのでは?塗り方、色の選択などこれが最善だったのか、もう少し詰めて行った緊張感がほしいというのが率直な感想でした、というかこのような眼の見方でついつい見てしまう。もっと多角的にモノを見ていけると良いが・・。このような作品は緊張感がないよう描くのが良いのかな、多少の安堵感をもたらす為、この方法を採用しているのでしょうか
オーナーである小島さんの暖かくもその内に秘めている作家に、また美術に対しての熱い思いが言葉の端々から伝わってきて大変素敵な人物だと思った、上沢さん紹介してくれてありがとうございます
最後は油井くんと軽く呑む
2010/02/13
小林さん宅へ
2010/02/12
2010/02/11
2010/02/10
2010/02/09
2010/02/07
2010/02/06
食事
2010/02/04
大宮から町田へ
2010/02/03
2010/02/02
登録:
投稿 (Atom)