2011/04/23

追悼

先日、多木浩二氏が亡くなられたことを知る、多木さんの本は以前『戦争論』を読んだことがあった。よく覚えていないのだが第2次世界大戦前と後から戦争自体が一変してしまったことを書いていたように思う。確かに第2次世界大戦からその国の兵士以外の人間も戦争に巻き込まれる様になり(以前も少なからずあったであろうが)民族虐殺についても人が人を殺める構造は変わらないが、書類にサインを行うだけのものになったり、機械が発達しオートメーション化が進むことによって直接人の手をつけずにその行為が行われることに対し強く警鐘していた内容だったと思う。改めて本を読んでみよう。
ご冥福をお祈りします。