2012/02/17

実に惜しかった品物

アトリエに向かう前に陶山さんのアトリエにお邪魔する、先日の鋳込み作業中、釜の中にある坩堝(るつぼ)(辞書で調べると(「鋳(い)る壺」あるいは「炉壺」の意からか)中に物質を入れて加熱し、溶解・焙焼(ばいしょう)・高温処理などを行う耐熱製の容器。金属製・黒鉛製・粘土製などがある。写真は黒鉛製)にひびが入りそこから金属が漏れ出すというトラブルがあり釜の中からその坩堝を取り出していた。千数百度の高温にさらせれた壷の表情がとても美しい、写真では判り辛いが赤みを帯びた場所や青みを帯びた場所などがあり絶妙な風景を醸し出している、これは大変良いと感じ、鉢などにしたいなあと思って陶山さんに欲しいと言うと、先客がいてその人のもとへこの壷は行くとの事・・・くうう、残念・・・。陶山さんの作品や注文されたブロンズ等も拝見、上手く鋳込みはいったようで良かった。帰りは通称陶山ファームで完全無農薬の白菜と大根をいただき、アトリエへと向かう。