2012/02/13

『行為の触覚 反復の思考』展示のお知らせ














告知です
以下詳細です

『行為の触覚 反復の思考』

“現代”美術として表現された作品は、その直後から過去となる。そして、作り手である我々は皆、常にその反復のなかに身を置いている。
現在は、我々が作品を作り続けること自体困難な社会状況であり、今後それはより難しくなって行くと思われる。しかし、この様な状況だからこそ、美術の可能性とその意義を再考し、「なぜつくるのか」という根本的な問いへ立返ることは、我々作り手にとって重要なことではないだろうか。
今回、上野の森美術館で「反復」をテーマに展覧会を試みるが、ここで言う「反復」とは、過去にも多く問われてきた言葉のように、差異をあらわにすることを目的とするのでは無い。五感や無意識を持つ身体の、いわば行為における触覚をきっかけに、表現を実現させる手段として機能している。そして作品に関わるイメージや感覚は、それらの行為のなかでより具体性を帯び、変化していく。つまり「反復」は、未知なるものを生み出すための思考と行為といえる。「反復」を意図的に取入れ制作する5人の作家による本展では、それぞれの”行為の触覚”から生まれる”反復の思考”を作品とともに明らかにし、現代における「なぜ」という問いへの答え、その可能性の片鱗を浮かび上がらせることが出来ればと考えている。


行為の触覚 反復の思考 展 企画 石井琢郎

本企画では、3月の作品展覧以前に各作家にインタビューを行います。そのインタビューの言葉を事前にweb(展覧会HP)にて公開する予定。作家の生の言葉とその思考、実際の作品の双方からの視点によって、鑑賞者がよりリアルに実感できる事を考えています。更に、展覧会期間中に座談(トークイベント)を行います。ゲストとして粟田大輔氏(美術批評)に参加して頂き、実際の作品を前にして座談を行う事によって、より展覧会の内容を深めていきます。この一連の流れを最終的に展覧会資料としてまとめます。


会期    2012年3月7日(水)-3月12日(月)時間    10:00 ~ 17:00 最終日12日は14:00まで
会場    上野の森美術館
(東京都台東区上野公園1-2 〒110-0007)
入場料   500円 学生無
出展者   石井琢郎(彫刻) 臼井拓朗(絵画、インスタレーション) 烏山秀直(絵画) 今野健太(彫刻) 諏訪未知(絵画)     
座談 <トークイベント>2012年3月10日(土) 15:00上野の森美術館 本館2F作品周辺にて
ゲスト 粟田大輔(美術批評)
<行為の触覚 反復の思考 展 実行委員会>代表  石井琢郎(本展企画) 井上明子(制作)


上野の森美術館HP/http://www.ueno-mori.org/index.html
行為の触覚 反復の思考HP/http://taku.6.ql.bz/