次の日は生憎の空模様ではあったが、ホテルでぐっすりと睡眠をとれたこともあり、体調も万全、大原美術館へと行く。開館と同時に中島先生とFさんの3人で真っ先に分館の方へ進んでいく。分館には戦後日本美術、60~70年代以降から現代までの絵画や彫刻などが多くコレクションされており、開館とほぼ同時にいったため監視員の方もまさか分館からくるとは思っても見なかった様子で対応していた。戸谷成雄の彫刻、篠原有司男、荒川修作、中西夏之の作品など設置されている。岡崎乾二郎、中村一美、岡田修三、会田誠、鴻池朋子も収蔵されていた。スペース・壁面の割合からいくと多めの展示内容だったけれど、作家の質、時代を敏感に反映しているコレクションだと感じた。