2010/09/06

ピコピコロボット

制作中、陶山さんが遊びに来てくれた。手には先日鋳造の作業を行ったとき作った一つ、『ピコピコロボット』なるものを抱えていた。これがすごく愛らしい、ゆるキャラといわれるキャラにも昇格できなかったかのような哀愁を漂わせるポージングに後姿・・欲しい。何でも別の鋳造の注文で依頼者の子供が描いたピコピコロボットなる絵も立体化しブロンズにして欲しいとのことで制作したものらしく、2次元でしか成立しない線をどう3次元で無理なく見せていくかに苦心したとのこと。確かに依頼者の絵を拝見すると、よくこれをやったもんだと改めて陶山さんの力量に関心してしまうし、何事にも懸命に尽くす所が素晴らしいですねえ、陶山美術鋳造お勧めです。ピコピコロボットは意外と大きくて約30㎝、重さは3kgあり存在感抜群です。