2011/10/02

佐賀 有明海2

伝統漁方の1つ『棚じぶ』というもの。まだ幼い頃は比較的近い場所でもみられたものだった。
海の匂い・色彩、吹いてくる風の感覚が懐かしく感じながら当時の事も少しずつ思い出されてくる。波の音がやけに大きいと感じたのは潮の干満の差が激しいため波同士で起こる音ということも思い出した。他の海とはやはり性質が異なっているのだ。潮が引いたばかりの『ガタ』にはムツゴロウやトビハゼが地表に顔を出し始めていた。これが当たり前の光景だった。