2009/12/03

A-thingsへ

大宮で書道講座が終わったあと吉祥寺でryuさんと待ち合わせし
A-thingsで臼井拓朗くん『DESKTOP ARCHIVER』を見に行く
映像の中に普段制作で使用しているであろう数々の道具がパズルのように平坦に並べられているのですが、時間がたつとある1つの(別のモニターでは数個の道具からなるグループがいくつかあったり)道具(または食器やひらがな文字)が画面から消え、一時するとまた出現し元あった場所ではない所に置かれる、次は別の道具が消えまた違う場所へ落ち着く・・・これが単純に繰り返えされるのですが見飽きない、というかいくつかの道具の場所が変わったから変化した、ともいえますがそれはそれであった(完結していて以前の並び方と分断されている)、またはその並べ方の為に以前の並び方や道具の選別があった、ともみれるし画面からなくなった道具を外部に持ち出し何を行っているのだろうと創造してしまったりしてしまいます。映像作品は全体を把握するにはいくらかの時間を伴うのでどうしても支配されるような感覚があり苦手なんですが臼井くんの映像作品はとても魅力的に思うし昨年、藝大の大学院美術研究科博士審査展で拝見させていただいた一連のインスタレーションも繊細で素敵でした。
帰りはryuさんと近くの中華料理屋で食事、すごいボリュームで食べるのが大変でした