2012/07/08
無名の白浜
十数年ぶりに以前から行きたかった砂浜へでかけた。幼少の頃、親戚の家に行った場合は父親と釣りに出かけよくいっていた場所。釣りもしていたが夏は遠浅の浜で泳いでいた。懐かしく思うし、ここまで来るには曖昧な昔の記憶などを頼りにしていたため色々と道に迷ったが小さい頃の『小さい釣具屋横の小道に入る』ということだけはハッキリと覚えていたし、またその小さな釣具屋が健在であったため場所が特定できた。以前よりも砂の白さが無くなった印象をうけたが、とても美しいし何よりも景色自体は昔のままだったことや、相変わらず人がいなかったためにプライベートビーチのような気分を満喫できた。泳ぐのは勿論、貝殻探しや小さな河豚を捕まえたり、猪の頭蓋骨を拾ったり(!)してゆっくりとこの空間を満喫する。ちなみに簡単ではあるが地図などでこの場所を調べると近くにあるいくつかの白浜には海水浴場の名前がつけられているが、この白浜には名前がないようで、それもなんだか嬉しい気持ちになってしまうのである。