2011/06/01

手びねり

作業に取り掛かろうとしたら陶山さんから連絡があり「蝋型鋳造の手びねりをしない?」とのお誘いで早速鋳造所へ足を運ぶ。板状の蝋を手で引きちぎり、手でこねると体温で板が柔らかくなり粘土のように形をつくれる、出来た形を石膏で覆い、大きな窯で焼き、中の蝋が完全に蒸発、燃え尽きた後にブロンズを流すという工程になっていくのだが、話によるとナイロン糸の束や葉の葉脈など細かいディテールまで再現出来るのが特徴のようで、やってみたいことがあり行ってみた・・・・けれども見事に失敗、しかも素材を扱うのが不慣れで思ったようにならない、別のアプローチで作ろうとしても出来ない、難しい。板状の蝋は持ち帰ってきたのでまたやってみよう。鋳造所を出てからアトリエへ