東亭さんのスタジオへ戻り、展示の準備を行う。スタジオの中は東亭さんの展示空間になっていて、ほぼ完了している様子。尚さんと私はスタジオのエントランスのような場所でそれぞれ割り当てられた空間を使用して準備にとりかかる。ここのスタジオはおよそ6つの個人スタジオがあり、それらをつなぎ合わせるような形でエントランスがあり天井部分は透明のガラス板のため天気が良いととても明るく照らしてくれる。支えるフレームなどが淡いピンク色をしていておもしろい経験となった。スタジオの一人でここのリーダー的存在であるマーティンが様子を見に来てくれ、もし作品が沢山あるのなら別の壁も使用していいよと言ってくれたが、生憎そこまで大量の作品を持ってきていなかったので遠慮することにした。下準備を日本でしっかりと行っていたため比較的問題もなく設置が終了し、明日のパフォーマンスの打ち合わせをしながら日本で買ってきた芋焼酎と塩辛を肴にしてこの日は就寝する。中島先生が東亭さんへの贈り物として渡した風鈴が耳に心地よかった。