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個展のお知らせです。どうぞよろしくお願いいたします。
熊本市現代美術館企画 G3-Vol.152 「烏山秀直展 絵画になる時間」
半透明のオーガンジーの上に広がる、丸や四角といった幾何学的なかたち。隣りあった図像は連鎖し、また別の図像となって私たちの目の中に現れます。そのとめどない図像の連鎖は、フレームの域を超えてなお続いていくかのよう――烏山秀直(からすやま・ひでただ|1978年―/長崎県在住)は、「点」をすべてのはじまりと仮定し、その「点」を一つ一つ置くことによって作品を制作しているアーティストです。シンプルながら緻密で繊細な行為の繰り返し、そして途方もない時間によって、烏山の「絵画」は生まれます。2019年頃より烏山は、オリジナルの「絵具」を作って作品に用いるようになりました。干潟の泥、鋳物製造所から出たブロンズ粉、近所の居酒屋で捨てられる貝殻、長崎爆心地の砂・・・。脈絡なく集められたモノたちは、作家の手によって小さな粒(点)となり、等しく「色」として扱われます。性質も成分も様々なこれらの顔料は、いわば未知なる「絵具」。筆に取った時の「色」はいつまで有効なのか、烏山自身にも見当がつきません。絵画はいつはじまって、どこで「なる」のか。長く、ゆっくりと流れている烏山の“絵画になる時間”を、多くの方と共有する機会となれば幸いです。
会期 2023年10月12日(木)~12月20日(水)
会場 CAMK 熊本市現代美術館
HP https://www.camk.jp住所
〒860-0845 熊本市中央区上通町2番3号
TEL:096-278-7500
FAX:096-359-7892
開館時間 午前10時から午後8時(展覧会入場は午後7時30分まで)
休館日 毎週火曜日・年末年始 ※火曜日が祝日の場合は開館し、翌平日休館 ※詳しくはお問い合わせいただくか、開催中の展覧会ページをご覧ください。
観覧料 無料
約2700㎜の正方形の木枠を組み立てる。今までのスタジオより余裕があるし天井も高くて良かった。
ようやくこの本野スタジオでの制作を開始する。この物件を購入してここまで来るのに何年かかったんだろう・・・。スタジオ自体は外側も内側も修理するところがまだまだあるけれど、大型平面作品をメインに制作できる場所を確保できた。まずは下敷きを敷く作業。
次への展示に向けて会場のマケットを制作。これでイメージを掴みやすくなるかな
大型の作品や本や作品を保管、管理する場所として大きな古民家をスタジオとして正式に購入し、改修(まだ途中だけれど)をしたり、してもらったり。床板を汚すことが出来ない小心者なので上から板を敷き、大型作品制作の準備をおこなっていく。